• この2月は嬉しいことが続きました。ブライトン時代の友人でドラマーのChris Boot(クリス・ブート)くんから連絡があり、「日本にツアーに行くよ!」とのこと。聞くと、なんとあのイギリス発70'sソウルのテイストや息吹を再び現代に呼び込んだバンド、Mamas Gunのメンバーに加入してのツアーとのこと!! FullSizeRender
これは絶対に観に行くしかない!そして夢のようなBillboard Tokyoでのステージ。繊細でキレのある、あのクリスのドラムの音、ダイナミックなのにとってもリラックス&レイドバックした姿を客席から観ることができることの幸せを感じて感無量だった。

Mamas Gunの楽曲はとってもキャッチーでメロディアスで、フロントマンであるアンディ・プラッツのソングライティングの才能がキラリと光るものばかりだった。アンコールには、メンバー全員で楽器を持たずに美しいハーモニーで歌ってくれたのが印象的。

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今回の来日公演でSpotifyがMamas Gunにインタビューをし、お気に入りの楽曲を紹介する記事を読んだ。そこにクリスがブライトンへ引っ越したのはTru Thoughtsの環境に近づけるからだったとあって嬉しくなった。

私がイギリスに行ったのは2007年。10年が経った。ブライトンに行って間もなくレーベルTru Thoughtsを知り、学校では沢山の人達がいる中、やはり音楽の趣味が似ている人とはすぐにつながるもので、学校に入ってすぐにクリスと出会った。のちに私はオーナーのRob Luisと話す機会もあったし、クリスと一緒にBonoboを観に行った。好きな音楽が、自分の暮らす環境で生まれているという臨場感。

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クリスが2010年、卒業旅行で初来日したとき、「次に日本に来る時はツアーで来るよ!」と言っていた言葉を忘れない。7年越しの夢が叶ったことに友人としての祝福の気持ち、そしてBillboard Tokyoというクールな場所で、彼のステージを観られるという至福のとき。何物も代えられない私の財産なのである!