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シンガーソングライター yoko nagaiのブログ

10周年記念!a girl was born in 2010

KYO45301水無月の夏越しの祓いする人は 千歳の命 延というなり・・・

今日2020年6月30日は、私のアルバムデビュー10周年です!

2007年に渡英して、そこで出会った人たちと作り上げた2010年アルバム"girl"。

アルバム"girl"にかける想いを伝えた、デビューの時のインタビュー記事 a girl is bornはこちらです。

IMG_43992013年よりライヴ活動はしておりませんが、2014年シングル"手の中に" ”夢色タイムカプセル” ”いちばん美しいもの"のトリプルリリース、そして再び英国レコーディングで生まれた2016年アルバム"MIDNIGHT KINGDOM"。

この10年はあっという間のようで、でも本当に色々なことがあって時間がしっかりと刻まれていて、今日のこの日を迎えることができました。


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Dan Leavers, yoko nagai and George Lambert in 2009

The Comet Is Coming、Soccer96のDan Leaversが、アルバム"girl"のプロデューサーの一人だったこと。Danの音楽が好きだという人に、彼が手がけた作品をたくさんの人に聞いていただきたいという新しい楽しみ方も生まれるかな!?ずっと聴いてきてくださっているみなさんも、10年経ったgirlを、あらためて聴いてもらえたら嬉しいです。


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yoko nagai
インディーズ レーベル
2010-06-30



今、世の中は大きく変わろうとしています。

そんなこれからの時代を自分らしく生きていくために、メッセージを歌に紡いでいきたいです。これからもどうぞ、よろしく!

yoko nagai
不惑の茅の輪くぐり


The Comet Is Coming ダナログと奇跡の遭遇

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 私の大切な友人であり、尊敬してやまないプロデューサーDan Leaversが自身のバンドThe Comet Is ComingでFUJI ROCK FESTIVALに降臨!記念すべき初来日で忙しいスケジュールだろうに、その合間を縫って6年ぶりの再会を果たすことができた。

 私のデビューアルバム"girl"の制作から10年の月日が経ち、その後"Midnight Kingdom"でもミックスをお願いしたものの作業はすべてオンラインで行ったので、実際に会うのは2012年の大晦日ぶりだったと思う。

 ドラムのマックスとのデュオSoccer 96からシャバカハッチングスと出会いThe Comet Is Comingを結成。そしてこの春Impulse!レコードからの華々しくメジャーデビューを飾った彼ら。フジロックに出演するために念願の来日を果たしたことは本当に喜ばしいこと。残念ながら私は、彼らの7/28日曜日の深夜のステージに足を運ぶことできなかったのだけど、Twitterで動画やコメントがアップされていて、沢山の日本のリスナーたちのハートを鷲掴みにして行ったことが伝わって来て嬉しかった。

 何よりも嬉しかったのは、やはり私の知っているダンのままで、心をパッと明るくさせて、何かしらのインスピレーションを与えてくれる人だということ。音楽を奏でるときも、そうでない会話の中でも。こんな風にポジティヴな体験をさせてくれる友人てそうそういるもんじゃない。だからこそとても大切にしたいし、逆に私がダンに何か一つでもダンにとって大切に思えることを与えられたら光栄だ。友情とは常にそういうものであって欲しいと願う。

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「Trust In The Lifeforce of The Deep Mysteryだよ、ヨーコ。

僕はそのことを一番のメッセージとして伝えたい。本当にそう思ってる。」

深い謎に秘められた生命力を信じること・・・。

それってやっぱり私にとっては「音楽」っていうことなんだだろうな。やはり音楽のことは音楽じゃないと答えはないのだろうと思う。曲を書く、音楽を作る、クリエーションというものは何物にも代えられない特別な行為なのだ。

いつもありがとう、ダン。あなたという存在は私の人生の大きな財産で、あなたと会えたことは人生の美しい奇跡です。次に日本に来るときはワンマンライブで!待ってます。

すべては「好き」という気持ちから Dan Leavers from TOSHIO MATSUURA GROUP

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そして極めつけはこのニュース。私が大好きなDJ 松浦俊夫さんの初の自己名義の作品TOSHIO MATSUURA GROUPのアルバム"LOVEPLAYDANCE"に、私が尊敬してやまない友人でプロデューサーのDan Leaversが参加したことだった。

90年代、日本のクラブミュージックの礎を築いたUnited Future Organizationのことは知っていたし、アルバムも何枚か持っていたけれど、ジェイミーカラムのラジオJazz Riotで松浦俊夫presents HEXを聞いたときから、松浦さんの大ファンになった私。 

松浦さんのラジオTOKYO MOONを聴くようになり、2016年は、5月新木場でのWorldwide Session(ジャイルズピーターソンと共同主宰)、8月江ノ島での夕日と海の音楽会、そしてなんと11月には宇都宮Fudan Cafeと、3度も松浦さんのパーティに足を運ぶ機会に恵まれ、2016年は私にとって松浦俊夫さん一色に染まったような一年だった。

 
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そんな松浦さんが昨年、番組TOKYO MOONでダンのユニットComet Is Comingを流した。ビックリして、とても嬉しくて、ダン本人に伝えたのだけれど、まさかその頃松浦さんがロンドンでダンと出会い、一緒に作品を作っていたなんて! こんなに嬉しいことってあるんだ!驚きももちろんあったけれど、あらためて、人の持つ極めて個人的な「好き」という気持ちって、こんなにも人と人をつないで、新しく作品を生み出すだけの原動力になりえるくらいのものだと知った。 

そして先日、松浦さんはLOVEPLAYDANCEのRELEASE TOURにまた宇都宮を選んで、来てくれた。彼の選曲は一気にその場の空気を変える。流れる曲一つ一つに松浦さんの気持ちが乗っているのが伝わって来る。ライヴで楽器を演奏しているわけではないのに、すごい臨場感を感じる。いつも。 

12インチのアルバムにサインを頂きながら、ダンの友人であることを伝え、10年前にブライトンで出会ったこと、プロデュースしてもらったことを話をし、アルバム"girl”も直接渡すことができた。ああ、ダンとの経験が、まさかこうして新たな実を結ぶことになるなんて。"girl"がこんなきっかけになるなんて。

過去の出来事が未来を切り開いて行く。この舞台って多分私しか立てなかったよな。この感覚、美しすぎる。


よみがえる、あの、ルークの「セレンディピティ」

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Mamas Gunのクリスが、2010年に日本に遊びに来た時、私のクラスメイトだったルーク・シタル・シンのバンドでグラストンベリーフェスティヴァルに出たことを話してくれた。

すごい!でも大きな驚きはなかった。なぜなら当時からルークはソングライターとして頭角を現していたから。 

それでも、その数年後の2014年にMTV Japanでルークのミュージックビデオを偶然観たときは鳥肌が立った。私が当時、教室内で感じていた才能がこんなふうに波紋を呼びどんどん開花して、メディアを介して再びルークと会えた気がして、そしてこの再会の仕方がとっても誇らしくて嬉しかった。すぐにルークに喝采のメッセージを送った。 

しかしこの嬉しさはこれだけでは終わらなかった。ワーナーミュージックのルークのページのプロフィール文で書かれていたこと。ソングライティング科の私たちの先生だったイアン・アーチャー(元スノウ・パトロール)との出会いとなったその場面に私もいたし、そのときのことを、私もとっても鮮明に覚えているから!

忘れもしない、それは10月に始まった学校の月曜日の1限目、最初で最初の授業だった。授業の終わりに、誰か自分の曲を演奏してみない?という先生の呼びかけに、ルークが手を挙げて歌い始めたとき、私はその才能に感銘を受けた。そのときがルークにとっての「セレンディピティ」だったと言う。 

10年前の、歴史的とも言えるあの日のあの時間のことを、自分の日記からじゃなくて、私の母国 日本の音楽レーベルのサイトのプロフィール文から再びよみがえってきたこと。これは、私にとっての「セレンディピティ」である。

元ブライトナー Bonobo Japan tour

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Mamas Gunのライヴの1週後には、Bonoboの日本初単独公演を観に行った。とても奇遇なタイミング。10年前、Bonoboを一緒に観に行ったのはMamas Gunのクリスとだったから! 

Bonoboは現在ニューヨークを拠点にしているらしいけれど、10年前はブライトンに住んでいた。クリスが、ライヴを観に行ったときに、Bonoboと街ですれ違ったことを熱っぽく語ってくれたのを覚えている。
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アルバム"Migration"を引っ提げてのツアー。会場のEX THEATER ROPPONGI、チケットはソールドアウトだった。

10年前ブライトンのクラブAUDIOではDJセットだったが、今回はバンドを引き連れてのワールドツアー。この10年のBonoboの飛躍を肌で感じるステージだった。 

ライヴ中、私にとってのこの10年という時間の流れと相俟って、不思議な気持ちになった。10年前のブライトンは明らかに人生のターニングポイント、マイルストーンと言えるような経験だったのだけれど、それ以前の自分から大きく変わった私が、一巡して再び昔の自分に戻ったような、しかし明らかに新しいシチュエーションでのBonoboの音楽との出会いに自分になったような。 

上手く言えないけれど、、、私が大好きな映画BACK TO THE FUTUREのような感じでした。あの作品が出たときの「現代」だった80年代でさえも、今観ると過去の懐かしい気持ちにさせられる。つまり作品と観る者の時間感覚がどんどん開いていき、関係性が変わっていくという不思議な作品。 

今年に入って、私にとってのブライトンという過去の経験が、ただ懐かしいものというだけでなく、全く新しい意味合いを持って生き返ってきたような出来事が続いている。
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